ちゃんとやってる?ドローンで事故を起こさない為の3つのチェック項目
どうも空旅です。
ドローンを飛ばしていて一番怖いのが
墜落
ですよね。
過去にもドローンが墜落して怪我人が出た事故も起こりました。
ドローンは様々なセンサーやカメラ、コンピューターなど繊細な物を多く搭載した
精密機械。
事故の原因は様々ですが、少しでも墜落の可能性を減らす為にもメンテナンスが必要
です。今回は最低でもやっておきたいメンテナンス法をご紹介します。
砂や埃を落とそう
飛行後には砂埃や虫が機体に付着していたり、モーターに挟まっていたりします。
そこで便利なのがエアダスター。
砂などを巻き込みやすいモーター部分、ジンバル部分は特に入念に
ブロアーしましょう。
続いてボディを拭き取りましょう。
飛行後には砂埃や虫が付着している事もあるので目の見える所は全て拭き取る
つもりでやりましょう。
もちろんプロペラもふきふき。
ついでにプロペラにキズや欠けてるところが無いかチェック。
キズや損傷があると飛行が不安定になってしまいます。
気になるようだと交換してしまいましょう。
電圧をチェックしよう
ドローンの墜落原因は操縦ミスや急な突風など色々ありますが、バッテリーの不具合も
多く報告されています。そんな事故防止の為に電圧をチェックしましょう。
GO PRO4アプリを開いてバッテリー残量のマークをタップします。
次のような「機体のバッテリー」という画面になります。
いくつかチェックする箇所があるので一つずつ見ていきましょう。
まずは【バッテリーの温度】
バッテリーの温度が低いと電力の消耗が早くなり劣化にも繋がります。
バッテリーの温度は20℃以上が必要です。
冬場ではどうしても温度が低くなりがちなので注意が必要。
15℃以下になると警告画面が表示されるのでそんな時はカイロなどで温めて温度が
下がり過ぎないよう気を付けましょう。
次に【電圧】を見ましょう。
リポバッテリーは複数のセルから構成され、直列に接続する事で一定の
出力・電圧・容量を確保しています。
満充電直後だと1セルの電圧が4.2〜4.3Vになっているはずです。飛行することで電圧が
減っていき1セルあたり3.7V以下になるまで使わないのが鉄則です。
プロポのバッテリー残量インジケーターのバッテリー残量が少なくなってきたら
チェックしてバッテリーを交換しましょう。
次に【セルバランス】を見ましょう。
セルごとの電圧は使用するうちに少しずつズレが生じてきます。
この差が大きくなるとバッテリーの破損につながります。許容範囲としては、
0.03Vぐらいの差異ならOKですが、それ以上になるとそのバッテリーの使用を
控えましょう。
drone-soratabi.drone-kusatsu.com
IMUキャリブレーションをしよう
慣性計測装置(英語: inertial measurement unit、略称:IMU)は、運動を司る3軸の角度(または角速度)と加速度を検出する装置。
基本的には、3軸のジャイロと3方向の加速度計によって、3次元の角速度と加速度が求められる。信頼性向上のために圧力計、流量計、GPSなど別種類のセンサが搭載されることがある。通常は、搭載する移動体の重心に置く。
なんか難しいですが、簡単に言うと人間でいう三半規管みたいなもんです。
これがおかしいとバランス感覚がおかしくなるから調整しましょっていう事。
右上のアイコンから詳細設定→センサー→MIUをキャリブレーションしてください
へ進み、あとは指示通り機体の向きを変えていきます。
Mavic 2シリーズ・チュートリアルビデオ | IMUのキャリブレーション方法
MAVIC2でやりましたがPHANTOMも同じ要領で行います。
終わりに
「大丈夫」、「なんとかなる」そんな自己中な思い込みをせず
「空を飛ぶものは必ず落ちる。」と言うことを意識した方が良いですね。
少しでも不安や違和感のある機体ではフライトは避けるようにしましょう。
国土交通省が公表している点検や整備についてマニュアルがあります。
こちらも一度目を通しておいても良いかもしれません。