より長く楽しむ為にもドローンのバッテリーの事をちゃんと知っておこう
どうも空旅です。
ドローンの飛行時間はスペック上では約30分、実際には20分程度。
長い様で飛ばしてみると結構短いもんです。
1本2万円弱するバッテリー。どうせならなるべく長く使いたい。しかし、誤った充電
方法や保管方法によって寿命を減らしてしまうどころか、発火してしまうと言う大惨事にもなり得るものなのでバッテリーの知識や正しい保管方法やもしも時の為に買っておきたい物をご紹介したいと思います。
ドローンのバッテリーに使われるリポバッテリーとは
ドローンにはリチウムポリマーバッテリーという種類で、一般的には「リポ」とか
「リポバッテリー」と言われ「LIPOバッテリー」とか「LIPO」と表記され、
簡単に言うと
小型・軽量なのにめっちゃ高出力!
まさしくドローンにピッタリのバッテリーと言えますね。
他にも電動ガンやラジコン、スマホ、PCなど多岐に使用されています。
しかし、過充電や過放電、長期使用により内部にガスが溜まり
爆発する危険性もあるんです。
…こ、怖っ!!
しかし、DJIのドローンはインテリジェントフライトバッテリーと言って
「フル充電になると充電がストップする機能」が付いているのでご安心を。
バッテリーを充電する時に守りたい3原則として
- 【 充電は専用の充電器を使う。】
専用以外の充電器を使ってしまうと過充電となって発火する危険があります。 - 【 充電中はなるべくそばから離れない。】
充電中は周りに可燃物がないことを確認しましょう。 - 【 充電ストップ機能があるからと過信しない。】
充電が終わったら直ちに充電器から外しましょう。
正しい取り扱いをしないと大惨事を招いてしまいます。
バッテリーの寿命にも関係が!適正に保管する為には
10日以上使用しない場合は、バッテリーの寿命を減らさない為にバッテリー残量を
40〜60%に保つ必要があります。
ドローンに使われるインテリジェントフライトバッテリーはとても優秀で自己放電機能があってバッテリー残量が60%以下になる様に自動的に放電します。
ちなみに、バッテリー残量の確認方法はバッテリーの電源ボタンを1回押した時のLED
ランプの点灯した数でわかります。
バッテリー残量37.5〜50%の時:ランプ2個点灯
バッテリー残量50〜62.5%の時:ランプ2個点灯+3個目点滅
充電中のランプの点灯の数でも確認できます。
バッテリー残量25〜50%:ランプ2個点灯
バッテリー残量50〜75%:ランプ3個点灯
備えあれば憂い無し!これでリスク管理を!
このインテリジェントフライトバッテリーにも弱点があってそれが、
- 高温に弱い
- 低温に弱い
- 衝撃に弱い
DJIではバッテリーを保管する適正温度は22〜28℃と案内しています。
低温環境ではバッテリーの性能が低下し、最悪使えなくなります。
また、落下などの衝撃や、60〜70℃にもなると言われている炎天下の車中などの
高温環境に放置していると
発火、爆発
を起こす危険性があります。いざという時の為に用意しておきたいのがこちら。
いろんなメーカーから発売されてますが、やっぱり日本製が安心です。
粗悪で信用にかける商品も出回ってますが、このLayLaxというメーカーのセーフティ
バッグは生地も厚くしっかりな造りをしています。
PSEリポセーフティバッグ 耐火実験【LayLax公式動画/No.33】
SサイズだとMAVIC2のバッテリーだと縦に2個入りますが、ちょっと窮屈かな?
バッテリーを横向きにして入れればいいのですが、バッグの幅が狭くて入りません
でした。余裕を持って入れたいならワンサイズ上を選んだ方が良さそう。
やはり、ちゃんとサイズを確認して買うべきだった…。
アメリカ軍が使っていたと言われる爆薬箱のレプリカスチールボックス。
レプリカといってもクオリティは高く防滴・防湿、耐衝撃性・耐火性に優れた信頼度の高い商品です。小物の収納に使われる方が多いようです。
普段は大と小の2個セットなのですが、バラでも買えます。僕はバッテリーは2個しか持っていないので小だけを購入。サイズは279✖️184✖️97mm。
こちらは横向きで2個入ります。少しスカスカです。
上に積めば、計4個は入るでしょうか。
せっかくなのでセーフティバッグに入れてアンモボックスで管理しています。
この形でももう一つ分入りそうです。
終わりに
正しい扱い方をすればそれ程危なくないリポバッテリー。それでも万が一の為に、
セーフティバッグやアンモボックスなどを用意しておくと安心です。
趣味の為に火事や怪我をしないようリスクマネジメントをしましょう。
なおバッテリーには寿命があります。適切なタイミングで買い換えましょう。